6月議会が終わりました

6月19日開会の6月議会が本日終わりました。改選後初めての議会で、町長も新人、議会議員も3人が新人。傍聴者もいつもより多かったです。

議長を除く7人が、一般質問にたち庁舎移転、ゴミ焼却場移転、タクシー代助成事業などを取り上げました。

私は、住民のみなさんからの要望、意見、苦情等の取扱い、ゴミ焼却場の建て替えとゴミ処理、パワハラ対策について取り上げました。以下、原稿を紹介します。

 

 

 

 

それでは3点について質問させていただきます。最初に、住民のみなさんからの行政に対する要望、意見、苦情等の取扱いについてお伺いいたします。

町長は、立候補にあたっての挨拶の中でも、また、議会における所信でも、「牟岐町に住んで良かった」と思ってもらえる、そして、生まれ育った「ふるさと牟岐」へ帰って来てもらえるような町づくりを目指すと繰り返し述べてまいりました。そのことについては誰もが望むことであり、誰もがそのような牟岐町になることを願っています。

ただそれは、行政だけがいくら頑張っても実現できるものではありません。何といっても住民のみなさんの協力と立ち上がりが必要です。そのためにも、住民のみなさんが、行政に対し信頼を寄せていただくよう不断の努力を続けて行くことが大切であります。

牟岐町に住むある方が、ネット上で、牟岐町の行政を批判しています。詳しくは言いませんが、その内容は、行政にあることで相談に行ったのですが、行政からは調査をしますとの回答でしたが、その後、待てども待てども返事がなかったという事でした。この種の苦情は以前に私も何度か聞いたことがありますし、おそらく、4月に行われた選挙戦の中でも、行政に対するこのような苦情や要望、意見等、有権者の方々から町長はもちろんですが、議員のみなさんも色々聞かれたと思います。

たしかに、住民のみなさんからの声の中には、すぐに解決できるものもあるでしょうけれども、行政では対処できないもの、やりたくても財政上のことでやれないこと、一定の時間を要するものなど様々で、直ちに住民のみなさんの声に応えられないことも多いのではないかと思います。しかし、行政にはこの声を大事にしていただきたいと思うのです。住民のみなさんは、心の中で色々思っていても、よっぽどのことでない限り直接役場に電話したり、訪問して町長に訴えるなどという事はしないことが多いからであります。したがって、役場に直接あがってくる住民のみなさん声の後ろには大勢の住民のみなさんの声があるという認識が行政には必要であります。

住民のみなさんの声に真摯に応えることが住民のみなさんの行政に対する信頼を高め、それが町長が目指すまちづくり、住民のみなさんの望むまちづくりに少しでも繋がるとの観点から具体的に質問をさせていただきます。

住民のみなさんからの行政に対する声というのは、直接町長に届く場合もあるとは思いますが、大抵の場合は、関係する課の職員や課長に届けられることが多いと思います。その声は、軽微なものを除き、少なくとも課の職員全体が、その声の情報を共有し、課全体の課題と認識しておくことが大切であります。また、課長・職員も職場を移動することがあります。うまく後任者に伝えられて行けば良いのですが、それがされなければ住民のみなさんの声は、そこで消えてしまうという事になり、行政不信を生むという事に繋がって行きます。そうならないためにも、その声を記録に残しておくという事が大事になってまいります。
そこでお伺いいたしますが、そのような住民のみなさんの声を記録したものは残していますか、無ければ是非整備して欲しいと思いますし、あるのであれば昨年度は何件あったのかを最初にお伺いいたします。

次に、先ほども述べたように、住民のみなさんからの声には、行政では出来ないこと、財政上のことでやりたくても出来ないこと、時間がかかることなど様々だと思います。ただ、出来ないことは出来ない、出来ることは出来る。時間のかかることはその旨の返事、‥等、聞きっぱなしにしないでしっかり返事を返していくことが信頼を得るためにも大切だと思います。ただ行政も、時期的に多忙なこともありますし、連絡しようにも相手方と連絡が取れない場合もあり、先ほど紹介した事例のようなことになるのかとも思いますが、とにかく住民のみなさんの声への返答は確実にして行くことが大事であります。実態はどうなのかをお伺いし次の質問に移ります。

次に、牟岐町事務決済規定には、世論の聴取、その他要望事項の処理は副町長の先決事項と記されていますが、せめて、課長クラス間は、住民のみなさんからの苦情や要望などの情報は共有しておく必要があると思いますが、そのような仕組みがあるのかどうかをお伺いし次の質問に移ります。

 

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2問目に移ります。ゴミ焼却場の建て替えと、今後のゴミ処理についてお伺いいたします。建て替えの件について現町長は、町長選立候補にあたっての挨拶の中でも「みなさん方と相談して良い方向を決めたい」との趣旨の発言を繰り返してきました。それは当然のことでありますが、大事なのは、他町との話し合いにあたっての町長の基本的な姿勢であります。

造るときには、賛成・反対の運動があるなかで、「次は、よそに造るから」と地権者を説得して重い決断をさせ現在の焼却場が建設されました。そして、2006年(平成18年)には当時の海部郡6町長により「次は、牟岐町以外の所に造る」との合意文書も存在します。また、操業後20年余りの間、高濃度のダイオキシンを放出し、その被害調査、健康調査もされていません。このような経過からすれば、他町から、今度は、私の町でやりますとの提案が自らあっても良い筈だと思いますが、いまだにダンマリを決め込んだままであります。他町の態度は、可燃ゴミの85%、ほとんどは牟岐町以外の物だというのに、ゴミは出すけれども自分の所では焼くのは嫌だと言っているのと同じではありませんか。住民のみなさんから、この際、原点に返って自らのゴミは自ら処分するよう各町で処分を考えたらどうかという意見が出るのもうなずけます。

前町長は、今までの経過を無視して、「現地での建て替えが経費が安くて早く出来る」と当たり前のように主張しましたが、事情を知るものとしてはこの方針については納得できるものではありませんでした。そして、こんなことを理由として現地での建て替えがされるという事になれば、数十年後の建て替えの時も同じで、牟岐町の現地でのごみ焼却が永遠に続くことになりまります。また、そんなことがまかり通るなら、行政の約束したことは信用したらいけませんよという事を行政自らが証明することになります。ゴミ処理を今後も共同でやるというなら、焼却場の位置について は順番制にするのが妥当だと考えます。

そこでお伺いいたします。他町の代表の方と十分な議論をすることは当然でありますが、牟岐町の町長としては、今日までの経過を踏まえれば、他町での建て替えを求めるのは当然だと思いますが、その考えがあるかどうか最初にお伺いいたします。

次に、この建て替えの件については、本議会でも何度となく議論されてまいりましたが、残念ながら今後のゴミ処理についての議論はほとんどされていません。焼却場が建設されれば、その後数十年操業を続けることになりますので、新たな焼却場建設にあたっても数十年先を見越したゴミ処理についての議論が必要だと考えます。

高度成長時代、大量生産、大量消費ということで、出たゴミはドンドン焼却したり埋設するということがありました。しかし、地球的規模の環境汚染・温暖化の問題、最終処理場の場所の問題、資源の枯渇の問題等々から、できるだけゴミは燃やさず、ゴミをゴミとしないで再資源化しようとする考えから、さまざまな法整備が行われてまいりました。

このゴミをゴミとしないで再資源化しようという流れは世界的流れになりつつあり、この流れは止めることはできないと思います。本町におきましても他の2町とともに衛生処理組合をつくりゴミの焼却とともに、ゴミの削減、資源の再利用に力を尽くしてまいりました。しかし、環境省が出している「一般廃棄物処理実態調査結果」 によりますと、牟岐町は、一日一人当り1kg以上のゴミを排出している県下でも数少ない自治体になっています。2014年(平成26年度)の資料によりますと 1,046gで県下では4番目に排出量が多い自治体ということであります。以前にも申しあげたこともございますが、ゴミリサイクル率も県下最低クラスであります。また、同じく衛生処理組合を構成している美波町、海陽町においても 同じような傾向が続いています。

そこでお伺いいたします。先ほども申し上げたように、新たな焼却場を造るにあたっても、今後どのようなゴミ処理をするのかの議論が前提になると思いますが、そのことについて組合議会の中で検討されているのか、検討したとすればどのような議論がされているのかお伺いし、次の質問に移ります。

次に、先の質問のなかでも述べましたが、ゴミの減量、資源化は世界の流れであり、本町も、このことついて真剣に検討しなければなりません。
牟岐町は、ゴミの減量についての関心が薄いのでしょうか。直ちに効果が出る方法として県下の自治体のほとんどが実施している家庭用ゴミ処理機購入にあたっての助成をしていません。可燃ごみの30%は生ゴミだと言われていますので、設置が普及すればかなりの効果が期待できます。2015年の調査では、24市町村のうち助成していないのは牟岐町を含め4市町村とわずかになっています。この際、助成を検討すべきではないかと思いますがいかがでしょうか。

最後の質問に移ります。庁舎内でのパワハラ対策についてお伺いいたします。
本年、5月29日パワハラ規制法が成立しました。ただ、規制法と言っても新たな法律が出来たという事ではなしに、男女雇用機会均等法、育児・休業法など5本の関係法令の関係部分の一部改正が行われたという事であり、事業主に防止するための取り組みを義務化していますが、禁止規定や罰則規定がないためその実効性が懸念されています。

ただ、法律があるなしにかかわらず、また、民間、公共にかかわらず、職場にパワハラがあってはならないのであって、役場においてもその防止策を整えておく必要があると考えます。

厚生労働省によると、職場のパワーハラスメントとは、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務上の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と定義され、パワハラを6類型しています。

その①は、暴行・傷害などの身体的な攻撃 ②脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言などの精神的な攻撃③隔離・仲間外し・無視などの人間関係からの切り離し④業務上、明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害⑤業務上合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと⑥私的なことに過度に立ち入ることなどとしています。

今回、不十分ながらパワハラに対する規制が強化された背景には、厚生労働省の労働局に寄せられたパワハラを含む「いじめ・嫌がらせ」の相談が非常に多くなっているという事があります。新聞報道によりますと、2002年度は約7000件でしたが、2017年はその10倍の約7万2千件にまで増えてきているのだそうであります。

子どもの学校でのいじめだけではなく、大人の職場で、パワハラによるいじめが増えていることに対しては、本当に情けないし、目を覆いたくなる報道もあります。執拗なパワハラによりうつ病を発症し自殺に追い込まれるケースも増えているようです。

そこでお伺いいたします。人の人生を無茶苦茶にし、自殺まで追い込むのがパワハラです。牟岐町役場内でそんなことがあってはなりません。どのような対策を講じているのか、また講じようとしているのかお伺いし、質問を終わります。

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