同級生がアルコールとたたかっています。No .9

川辺秀年
6時間前
アル中になりました No.9  アル中の心
死ぬほど呑みたい! 死ぬほど止めたい!
酒を呑み続けると、違法薬物と同様、依存症になり、酒を止められなくなります。ブレーキの壊れた車と同じでコントロール障害を起こします。同時に心の片隅で、「この状態は変だ。私の人生はこれじゃない。酒を止めたい。」と考えています。
以下、私の経験です。
コンビニで酒一合パックを買います。一パックなのは、これを最後にしようと思うから。呑んで寝て起きたら、又 最後の一パックを買いにコンビニへ。
これではいけないと、心に固く誓って、今度こそホントに最後!と思ったら、最後だからと二パック買います。それを飲んで寝て、起きたら・・・またコンビニへ・・・。キリがありません。出口の無い迷路に迷い込んでいます。
病気だから、意志の力では止められない事が分かっていません。
連続飲酒発作と呼び、お手本の様な立派なアル中です。私も家族も病気であるとの認識はなく、俺は酒豪だ!男は酒だ!と思っていました。同時に心は苦しく、助けてくれ!と叫んでいます。妻の名を呼び、娘の名を呼び、ついには孫の名まで呼んで、助けてくれ~!と叫んでいました。
そして希死念慮(死にたい病)が出て来ます。二階の窓から頭を下にして跳んだら死ねるかな~、等と。それが1ヶ月も2ヶ月も続きます。妻も私も生き地獄です。
多くの断酒家は、過去に自殺を試みて失敗しています。中には成功した人もいます。数十人しか会員がいない、ある自助会では、年間3人の自殺者が出た事もあります。依存症は、常に死と隣り合わせです。
以前、ある町民が行方不明になり、消防団員だった私は捜索に参加して、自殺現場に遭遇しました。足元にウイスキーの空瓶が転がっていました。
ご家族が説明していた、「身体の不調を苦にしていた。」を信じて、それで自殺する為に、酒を飲んだのかと、捜索者全員が思っていました。
逆だった!と気付いたのは、私自身がアル中になってからです。依存症になって体調が悪くなり、更に心の苦しみが生き地獄に達した果ての自殺だったと。
酒と自殺は仲良しです。
「酒とウツと自殺は死のトライアングル」と呼ばれています。
アル中になった人は全員、自分がそうなるとは思っていなかった。それは日頃の飲酒の延長線上にあります。依存性薬物を呑むと依存症になるという単純な理屈です。
依存症になっても、本人も家族も気が付きません。死んでからも気が付いていない家族が沢山います。
本人は、呑み方が変だと言われても、「自分はアル中ではない。」と否認します。
やっかいな病気です。

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