12月議会が終わりました。

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12月議会(12月10日~13日)が閉会しました。

一般質問には5人が立ち、農業問題、安全運転支援装置補助金制度の周知、にぎわい産業祭、予算の見直しなどについて質問しました。私は、認知症、合併処理浄化槽設置の推進など、4点について質問させていただきました。以下、質問原稿を紹介します。

 

4点について質問させていただきます。最初に認知症対策についてです。この件については、過去にも取り上げさせていただきましたが、高齢化がこれからまだまだ進行する牟岐町にとっては、引き続きこの対策が重要になって来るとの思いで再度質問させていただきます。
認知症は、高齢化と深い関係があり、本町主催の認知症に関する講演会においても、講師からは、「2025年には高齢者の3人に1人は認知症かその予備軍になる。程度の差はあれ、誰もが必ずなると考えておいた方が良い」とのお話をされていました。

 以前いただいた「牟岐町人口ビジョン」という資料によりますと、本町の場合、すでに高齢者比率は50%を超えていますが、これからも徐々に上がり続け2045年には54・6%までになると推測され、その後もかなりの期間50%台で推移すると予想されています。さらに、ここ10年間を見てみますと、一人暮らしの高齢者は357人から631人へ1,8倍に増えています。また、高齢者だけの世帯は309世帯625人から436世帯885人と1,4倍に増えています。
高齢化の進行と高齢者だけの家庭の増加。一人暮らしの家庭が増加しているという事ですから、認知症多発の条件がじわりじわりと整いつつあるという事であります。
認知症と言われるものは、老化による物忘れとは違い、何らかの病気によって脳の神経細胞が壊れるためにおこる症状や状態を言い、症状としては、もの忘れ、うつ、幻覚、幻視、妄想など様々ですが、軽症の場合はまだしも重症になると一人ではとても暮らせなくなりますし、家族の方にも大きな負担がかかることになります。
症状が進行しますと、時間や場所がわからない、家族さえ誰だかわからない。夜になっても寝ない。財布を盗まれたと大騒ぎする。家を出たら帰ってこない。大声で怒鳴る‥等の症状がでてまいります。
数年前に、私自身が経験したことでありますが、早朝、暗くて良く分からない状況でしたが、ポルトの西入り口付近で高齢の女性が倒れているのを発見しました。頭から出血していましたが、意識はありました。ただ、声をかけたときに「ここはどこで。私、何でここにおるんやろか」って話していました。あわてて、救急車を手配したのですが、あとから、警察から連絡があり、倒れていたのは、認知症で一人暮らしをされている方のようでした。おそらく夜中に徘徊していて何らかの原因で転び後頭部を怪我したものと思われます。
一つの例ですが、このようなことが今後、本町で増えて行くことが容易に想像されるわけであります。
認知症の予防法としては、◯本や新聞などを良く読み、文章を書くなどして頭を使う。◯バランスの良い食事を心がける。◯熱中できる趣味を持ち何事にも好奇心を持つ◯早期発見・早期治療に努めるなど、要するに知的活動、適度な運動、適切な栄養管理、社会参加が認知症予防に大切だという事であります。ただ、講演会で講師が述べていたように、「程度の差はあっても誰もが必ず認知症になるので、予防と言う意味は、発症を遅らせる。進行を緩やかにということだ」という事は認識しておかなければなりません。

 したがって、私たちは、認知症は単に高齢者だけの問題ではなくて、将来の自分自身の問題としてとらえ、高齢者になってからという事ではなしに、普段からそうならないための生き方を身につけておかなければならないという事になりますし、行政にはそのサポートが求められるという事になります。
高齢になると、どうしても家庭に引きこもりがちになります。この外界との関係を断ち、引きこもってしまう事が認知症の大きな発症原因の一つになっていると言われております。その原因としては、腰痛、膝痛、脳卒中の後遺症などの、身体的要因。転倒するかもしれないという恐怖心、夫や妻との死別による喪失感などの精神的要因。友人など親しい人が近くにいない、階段や急な坂があるなどの社会環境的要因があると言われています。

 そこでお伺いをいたします。健康な方は気がつかないことが多いと思いますが、先ほど申し上げた身体的要因、精神的要因に関係しますが、視力が落ちてきたり、人の言っていることが良く聴こえない人は、その人にとっては、そんな場に行きたくないということになり、人と会うというのが結構なプレシャーになります。その結果として、家から出たくなくなり、引きこもりというふうに繋がっていきます。
病気は、早期発見・早期治療が大事です。健診は、本人の意識と関係なく健康状態を客観的に知らせてくれ、対処方法を教えてくれる切っ掛けになります。
本町においては、様々な健診に取り組んでいますが、視力、聴力検査は行っていないという事であります。認知症対策の一環として今後、他の健診と一緒に行うなどして、検診を行う必要があるのでは思いますが、どのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。

 次に、障害者総合支援法により、難聴の障害認定された方には、所得制限、限度額が決まっていますが、補聴器購入にあたり補助金が支給されます。また、障害認定されない軽度・中度の難聴児童に対する補助事業もありますが、障害者認定されていない高齢者には何の手当もされていません。障害認定されないと言っても日常生活に支障がある高齢者の難聴者は多数いることは事実であり、将来を見据えた認知症対策の一環として軽度・中度の高齢者に対する補聴器購入費助成制度を検討する時期に来ているのではないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。

 次に、認知症サポーターの養成についてであります。認知症サポーターとは、認知症に関する正しい知識と理解をもち、地域や職域で、認知症の人や家族に対してできる範囲で手助けをする人のことです。

 このことについては、行政においてもその必要性を十分認識され、養成に力を尽くしてこられたと思いますが、報道によると、徳島県の場合、県下のサポーター数は、本年9月末現在、9万人を超え、人口に占める割合は12・5%だそうです。ただ、市町村によって取り組みに大きな差があるようで、県下トップの那賀町においては31・3%ですが、本町は、5%にも満たない県下では最低クラスの自治体になっています。

 先ほどから縷々述べてきたように、今後さらに認知症の方が増えて行く可能性が高まっていくなかで、認知症のことを理解し手助けが出来る人をもっと増やしておかなければなりません。今後どのように増やす取り組みを行っていくのかお伺いし、次の質問に移ります。

 次に、合併処理浄化槽の設置推進についてお伺いいたします。
浄化槽法の改正により、平成13年4月以降は、水洗トイレからの汚水と、台所排水、浴室排水、洗濯排水などを一緒に処理する合併処理浄化槽でなければ設置できないことになりました。したがって、今建築中の建物に設置されている浄化槽はすべて合併処理浄化槽ということですが、今後の課題として、現在、設置されている単独処理浄化槽をいかに早く合併処理浄化槽に切り替えていくかという事があります。

 単独処理浄化槽は、屎尿については処理出来るものの、台所からの排水、洗濯排水などは垂れ流しの状態になっています。これらの排水が、排水路を通り川、海に流れ込んでいるわけでありますから、環境に良い筈がありません。とりわけ牟岐は漁師町ですので、その対策が急がれるわけであります。

 そこでお伺いいたします。現在、本町における単独処理浄化槽、合併処理浄化槽、汲み取り槽の設置数を最初にお伺いいたします。

 次に、本町では、平成24年度に改定されましたが、平成22年度に牟岐町汚水処理推進アクションプランを策定し、今日まで合併処理浄化槽の設置推進をしてきましたが、現時点での到達状況、今後の取り組みについてお伺いいたします。
次に、先ほど申し上げましたように漁師町という事だからでしょうか、本町の場合、この合併処理浄化槽設置については、他町と比べても毎年積極的な予算をつけているという事もあると思いますが、順調に推移してきているのではないかと思います。ただ、残念なことにせっかくの予算が使われずに半分ほどが未執行のまま終わっているという現実がありますし、全体としては頭打ち状態になっているのではないかと思います。

 本町の場合、特に東地区ついては、住宅が密集しており設置場所がありませんし、また、住民の方から「もう先が短いので」という声も良くお聞きします。ただ、いまのまま放置していて良いわけではないので、何らかの方策を考えなければなりません。

 そこでお伺いいたしますが、県下の自治体の半分以上が実施しております、汲み取り槽、単独処理浄化槽の撤去費用の補助など検討してはどうかと思います。全体の予算を増やさなくても実施可能だと思いますが、どうお考えなのかお伺いし、次の質問に移ります。

 次に課税ミスについてであります。全国的にこの課税ミスのことが報道されております。県下でも徳島市が14年間、配当所得を住民税に間違って算入していたことが明らかになったのですが、その後、徳島市に加え一市6町が同じミスをしていたことが明らかになりました。また、勝浦町が固定資産税の課税ミスにより274万円の徴収漏れがありました。さらにお隣の美波町、海陽町においては、非課税であるのに固定資産税を長期間にわたって徴収していたことが明らかになりました。

 税金を集め、住民のために使う事は、行政の当たり前の仕事ですから、そこに間違いがあったという事ですからあってはならないことであり、住民の行政に対する信頼が失墜して当然です。
本町の場合は、報道によると課税ミスはなかったということでした。ただ、機械も点検修理を怠れば故障することがあります。人間も同じで間違いは避けられません。大事なことは、大きなミスをしないこと。ミスを繰り返さないことが大切だと思います。
今回のことで、本町においても改めて点検、調査もされたと思いますが、課税ミス防止のため今後どのような対策を考えているのかお伺いし次の質問に移ります。

 次にいじめについてであります。この件については今までも何回も取り上げられてきましたが、10月18日付徳島新聞は、「いじめ件数54万件 過去最多」の表題でいじめについて報じています。

 県内では、141件増の2577件で現在の集計方法になって最多だそうです。あれだけ、いじめが社会問題としてとりあげられ、マスコミでも再々報じられているのにいったいどういうことでしょうか。我々が想像できないような教育現場になってしまっているのでしょうか。

 たしかに、認知件数の高まりは、教師の「気づき」の結果かもしれませんが、いまだにそれだけのいじめが現実にあるわけですので、早急に対策を講じなければなりません。

 そこでお伺いをいたします。本町学校におけるいじめの実態と今後の対策をお伺いし質問を終わります。

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